30代になると、お金について考える機会が一気に増えます。
新NISA。
住宅購入。
子どもの教育費。
老後資金。
副業。
転職。
私自身も、この数年間で将来のお金について真剣に考えるようになりました。
27歳から投資を始め、最初は月2万円を積み立てていました。
30歳でライフプランを作成し、その後転職を経験しました。
現在は年収約950万円となり、新NISAで毎月15万円を積み立てています。
ブログも始め、副業にも挑戦し、住宅購入についても本気で考えるようになりました。
こう書くと、
「お金の勉強をしたから変わった」
と思われるかもしれません。
もちろん、それもあります。
しかし振り返ってみると、お金そのものより先に身につけて良かったものがあります。
それが「習慣」です。
どれだけ良い投資商品を選んでも、毎月の支出を把握していなければ続きません。
どれだけ収入が増えても、時間の使い方が変わらなければ成長は止まります。
どれだけ情報を集めても、自分で考える習慣がなければ、他人の意見に振り回されます。
逆に、小さな習慣が変わることで、仕事も、家計も、資産形成も、少しずつ良い方向へ進んでいきました。
この記事では、30代会社員の私が「お金より先に身につけて良かった」と感じている習慣を紹介します。
資産形成だけでなく、キャリア形成にもつながる内容として書いていきます。
1. 時間を意識して使う習慣
最初に身につけて良かったのは、時間を意識して使う習慣です。
以前の私は、休日になると何となくスマホを見たり、動画を見たりして終わる日もありました。
もちろん休むことは大切です。
何もしない時間が必要な日もあります。
ただ、毎週のように何となく時間が過ぎていくと、
「このままでいいのだろうか」
という気持ちが残ることもありました。
資産形成や副業について考えるようになってから、私は時間の使い方を少しずつ意識するようになりました。
例えば、
- ブログを書く
- 本を読む
- 家族と過ごす
- 運動する
- 転職やキャリアについて考える
- 家計を確認する
こうした時間を、以前よりも意識的に作るようになりました。
時間は誰にでも平等です。
しかし、何に使うかで数年後の差は大きく変わると感じています。
私は副業としてブログを始めましたが、最初からまとまった時間があったわけではありません。
仕事や家庭の合間に少しずつ時間を作り、記事を書いてきました。
その経験から、時間管理は単なる効率化ではなく、自分の人生で何を大切にするかを決める習慣だと感じています。
時間管理については、30代サラリーマン必見!3つのテクニックを組合わせた時間管理術や時間管理術/タイムブロッキングでも詳しく書いています。
2. 集中する時間を作る習慣
次に身につけて良かったのが、集中する時間を作る習慣です。
以前は、ブログを書きながらスマホを見る。
テレビをつけたまま勉強する。
調べものをしているつもりが、いつの間にか別の記事を読んでいる。
そんなことがよくありました。
しかし実際には、集中できていない時間は思ったほど成果につながりません。
30分でも良いので、
「今はこれだけやる」
と決めて取り組む方が、結果的に進みます。
この習慣はブログだけでなく、本業にも役立っています。
仕事でも、
- 資料を作る時間
- 考える時間
- 連絡を返す時間
- 作業する時間
を分けて考えるようになりました。
以前よりも、何となく忙しい状態が減ったように感じています。
副業や資産形成を続けるためにも、集中する時間は大切です。
仕事、家族、家事、育児がある中で、まとまった時間を確保するのは簡単ではありません。
だからこそ、短い時間でも集中して使う習慣が必要だと感じています。
私が副業と資産形成を続けて感じた変化は、30代会社員が副業と資産形成を1年間続けて感じた6つの変化でも書いています。
3. ロジカルシンキングで考える習慣
仕事をする中で特に役立ったのが、ロジカルシンキングです。
以前の私は、
「何となくこう思う」
という考え方をすることがありました。
もちろん直感も大切です。
しかし仕事では、相手に説明できる形で考える必要があります。
なぜそう考えたのか。
根拠は何か。
他の選択肢はないのか。
このように考える習慣がつくと、仕事の進め方が変わりました。
そしてこの考え方は、仕事だけでなく資産形成にも役立っています。
例えば住宅購入を考える時も、
「欲しいから買う」
だけではなく、
- 住宅ローンを払っても新NISAを続けられるか
- 教育費や車の買い替えと重ならないか
- 固定資産税や修繕費まで考えているか
- 家族にとって本当に必要な選択か
を考えるようになりました。
新NISAの積立額を決める時も同じです。
「月15万円投資したい」
ではなく、
生活防衛資金、住宅購入資金、教育費、現金貯蓄とのバランスを見ながら決めています。
ロジカルシンキングは、仕事のためだけのスキルではありません。
家計管理、投資、住宅購入、転職、副業など、30代の大きな判断すべてに関わる習慣だと思っています。
仕事での考え方については、仕事の質を高めるロジカルシンキング 30代サラリーマンのための実践ガイドでも詳しく書いています。
4. クリティカルシンキングを意識する習慣
私が特に身につけて良かったと思っているのが、クリティカルシンキングです。
インターネットには、さまざまな情報があります。
例えば、
「家は買うべき」
「賃貸の方が得」
「オルカンが最強」
「S&P500一択」
「転職すれば年収は上がる」
「副業を始めれば自由になれる」
どれも一部は正しいかもしれません。
しかし、すべての人に当てはまるわけではありません。
以前の私は、強い言葉を見るとそのまま信じてしまうことがありました。
しかし今は、
「本当に自分にも当てはまるのか」
と一度考えるようになりました。
これは情報を疑うというより、自分の状況に当てはめて考える習慣です。
例えば、私はS&P500を選んでいます。
しかしオルカンが悪いとは思っていません。
自分で調べたうえで、アメリカ経済の成長に期待し、納得してS&P500を選んだだけです。
住宅購入についても同じです。
賃貸と持ち家のどちらが得かという記事はたくさんあります。
しかし私にとって大切なのは、損得だけではありません。
家族が安心して暮らせるか。
住宅購入後も資産形成を続けられるか。
将来の変化に対応できる余裕があるか。
このように、自分たちの価値観に当てはめて考えることを大切にしています。
クリティカルシンキングは、キャリア形成にも役立ちます。
「今の会社にいるべきか」
「転職すべきか」
「副業を始めるべきか」
こうした判断に絶対の正解はありません。
だからこそ、他人の意見をそのまま受け取るのではなく、自分の状況、家族、将来の目標と照らし合わせて考える習慣が必要だと感じています。
クリティカルシンキングについては、30代会社員が身につけたいクリティカルシンキング|仕事・投資・人生で役立つ考え方でも詳しく書いています。
5. 読書を続ける習慣
読書は、最も費用対効果の高い自己投資の一つだと思っています。
数千円で、著者が何年もかけて学んだことを知ることができます。
私自身、お金について何も知らない状態から、本を読むことで資産形成を始めました。
最初はFP3級の本や、お金の基礎が学べる本を読みました。
そこから新NISA、iDeCo、保険、税金、住宅ローン、家計管理について少しずつ理解できるようになりました。
本を読んだことで、
「投資は怖いもの」
という考え方も変わりました。
もちろん、本に書いてあることをすべて鵜呑みにする必要はありません。
それでも、知識が増えることで判断材料は増えます。
転職を考える時も、キャリアに関する本を読むことで視野が広がりました。
ブログを書く時も、文章術やマーケティングに関する本が役立っています。
資産形成、キャリア形成、副業、健康。
どれも読書によって考え方が広がりました。
私が資産形成を学ぶために読んだ本は、【実体験】お金の知識ゼロだった30代会社員が資産形成を学ぶために読んだ本4選で紹介しています。
6. 家計を確認する習慣
家計を確認する習慣も、身につけて本当に良かったことの一つです。
家計管理というと、節約をイメージするかもしれません。
しかし私にとって家計管理は、我慢するためのものではありません。
将来の選択肢を増やすための習慣です。
毎月、
- 収入
- 支出
- 投資額
- 貯蓄額
- 現金残高
を確認することで、自分たちの現在地が分かります。
現在地が分かるからこそ、
新NISAにいくら積み立てるか。
住宅ローンはいくらまでなら無理がないか。
生活防衛資金はいくら必要か。
教育費をどう準備するか。
こうした判断ができるようになります。
私は家計簿アプリのZaimを使っています。
家計を見える化したことで、月2万円から始めた投資を、現在の月15万円まで増やす判断ができました。
また、我が家では年に一度、資産の棚卸しもしています。
銀行口座、証券口座、現金、NISAの状況を確認し、家族で将来について話し合います。
家計を確認する習慣は、お金の不安を減らすだけではありません。
家族と同じ方向を向くためにも役立っています。
家計管理の具体的な方法は、30代会社員の家計管理術|私が毎月15万円を投資に回せるようになった方法で詳しく書いています。
年に一度の確認については、年に一度の資産棚卸しで確認していること|30代会社員の我が家のお金の見直し方法も参考になると思います。
7. 小さくても行動する習慣
最後に、一番大切だと感じているのが、小さくても行動する習慣です。
振り返ると、人生が変わったきっかけは、どれも小さな行動でした。
ライフプランを作る。
月2万円で投資を始める。
転職サイトを見る。
本を1冊読む。
ブログを1記事書く。
家計簿アプリを入れる。
ジムに行ってみる。
最初から完璧にできたことはありません。
それでも、小さく行動したから今があります。
私は30歳の時にライフプランを作りました。
その時点では、現在の年収950万円も、月15万円の積立投資も、ブログを続けていることも想像していませんでした。
しかし小さく動いたことで、少しずつ人生が変わっていきました。
転職も、最初は情報を見るだけでした。
ブログも、最初は1記事書くだけでした。
投資も、最初は月2万円でした。
だから今、30代で将来に不安を感じている人に伝えたいのは、
「最初から大きく変えようとしなくていい」
ということです。
小さく始めて、続ける。
その積み重ねが、数年後の自分を変えてくれるのだと思います。
30歳から33歳までの変化については、33歳の今だから30歳の自分に伝えたいことにも書いています。
習慣が変わると、お金の考え方も変わる
以前の私は、お金が増えれば人生が変わると思っていました。
しかし今は、少し違う考え方をしています。
習慣が変わる。
考え方が変わる。
行動が変わる。
結果として、収入や資産も変わる。
この順番なのだと思います。
もちろんお金は大切です。
私も新NISAで資産形成をしていますし、住宅購入や教育費、老後資金についても真剣に考えています。
しかし、お金だけを追いかけても、毎日の行動が変わらなければ人生は変わりにくいと感じています。
時間を意識する。
集中する。
論理的に考える。
疑問を持って考える。
本を読む。
家計を確認する。
小さく行動する。
こうした習慣が、資産形成やキャリア形成の土台になります。
私が考える資産形成の全体像は、私の資産形成ロードマップ|30代会社員が50歳までに目指す資産形成計画にまとめています。
お金の話だけでなく、仕事や副業、家族との暮らしも含めて考えることで、将来への不安は少しずつ小さくなると感じています。
習慣は才能より強い
私は特別に能力が高い人間ではありません。
30歳の頃も、ごく普通の会社員でした。
転職で年収が上がったことも、新NISAで毎月15万円を積み立てられるようになったことも、ブログを続けていることも、何か特別な才能があったからではないと思っています。
むしろ人生を少しずつ変えてくれたのは、才能ではなく習慣でした。
毎日少しだけ本を読む。
家計を確認する。
ブログを1記事書く。
将来のお金について考える。
目の前の情報をそのまま信じるのではなく、自分の場合はどうかと考える。
こうした小さな積み重ねが、3年後には年収、資産形成、働き方、将来への考え方まで少しずつ変えてくれました。
今でも私は特別なことをしている感覚はありません。
ただ、小さな習慣を続けることだけは意識しています。
才能がある人だけが人生を変えられるわけではありません。
普通の会社員でも、毎日の習慣を少しずつ変えることで、将来の選択肢は増やせるのだと感じています。
まとめ
30代会社員の私が、お金より先に身につけて良かったと思う習慣は次の7つです。
- 時間を意識して使う習慣
- 集中する時間を作る習慣
- ロジカルシンキングで考える習慣
- クリティカルシンキングを意識する習慣
- 読書を続ける習慣
- 家計を確認する習慣
- 小さくても行動する習慣
資産形成は、お金だけの話ではありません。
キャリア形成も、転職だけの話ではありません。
毎日の小さな習慣が積み重なり、数年後の人生を大きく変えてくれるのだと思います。
私自身、最初から大きな変化があったわけではありません。
月2万円の投資。
本を1冊読むこと。
家計簿をつけること。
転職について調べること。
ブログを1記事書くこと。
そうした小さな行動の積み重ねが、今の自分につながっています。
もし今、将来に不安を感じているなら、新しい投資商品を探す前に、まずは毎日の習慣を一つだけ変えてみるのも良いと思います。
その小さな積み重ねが、未来の自分への大きな自己投資になると私は感じています。


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