私がオルカンではなくS&P500を選んだ理由|30代会社員の資産形成の考え方
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この記事について
この記事は、30代会社員である運営者が、実際に調べたこと・考えたこと・行動して感じたことをまとめたものです。
専門家としての正解ではなく、同じように悩む方と一緒に未来を考えるための記録です。
お金は、人生を豊かにするための道具。焦らず育てていこう。
新NISAを始めようと思って情報収集をすると、必ずと言っていいほど出てくるのが、
- オルカンとS&P500とは?
- 私が最初に感じた疑問
- オルカンの半分以上はアメリカだった
- 過去の実績を見るとS&P500の方が高かった
- S&P500にもリスクはある
- オルカン(全世界株式)
- S&P500(米国株式)
の2つです。
この記事とあわせて読むと、家計・投資・働き方をつなげて考えやすくなります。
- 私の資産形成ロードマップ|30代会社員が50歳までに目指す資産形成計画【完全版】 – 資産形成に関係する内容です。
- 新NISAだけで老後資金は足りる?30代会社員がシミュレーションしてみた – ライフプランに関係する内容です。
- 【実体験】賃貸と持ち家どちらが得?30代会社員が住宅購入を本気で考えてみた – 住宅購入に関係する内容です。
- 【体験談】新NISAで暴落したらどうする?30代会社員の私が積立を続ける理由 – 新NISAに関係する内容です。
- 30代会社員の住宅購入と資産形成|私が考える無理のないお金の計画 – S&P500に関係する内容です。
- 30代会社員の生活防衛資金はいくら必要?我が家が300万円を目標にしている理由 – 生活防衛資金に関係する内容です。
- 子どもの教育費はいつまでに準備する?30代会社員が実践する教育資金の考え方 – 教育費に関係する内容です。
私自身、新NISAを始める際にこの2つで非常に悩みました。
YouTubeやブログ、本を読みながら何週間も調べましたが、結局のところ、
「どちらが正解なのか分からない」
という結論にたどり着きました。
今回は、そんな私が最終的にS&P500を選んだ理由について紹介します。
なお、この記事は投資の専門家としてではなく、一人の30代会社員として考えた内容です。
結論から言うと、私はアメリカ経済は今後も成長を続けると考え、S&P500を選びました。
ただし、オルカンも優れた商品であり、どちらが正解という話ではありません。
大切なのは、自分で調べて納得し、長く続けられる商品を選ぶことだと考えています。
私が新NISAを始めた理由については、30代会社員が新NISAを始めるべき理由|将来の不安を減らすために私が投資を始めた話でも詳しく書いています。
オルカンとS&P500とは?
まず、オルカンとS&P500について簡単に整理します。
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)
オルカンは、世界中の株式に投資する投資信託です。
アメリカだけでなく、
- 日本
- ヨーロッパ
- 中国
- 新興国
など、幅広い国に分散投資できます。
よく「これ1本で世界経済に投資できる」と言われています。
投資初心者にとっても分かりやすく、非常に人気のある商品です。
S&P500(eMAXIS Slim 米国株式)
S&P500は、アメリカの代表的な500社に投資する投資信託です。
例えば、
- Apple
- Microsoft
- Amazon
- NVIDIA
など、世界を代表する企業が含まれています。
アメリカ経済の成長に投資する商品と言えます。
投資商品の基本から知りたい方は、30代会社員向け|株式投資の基本をわかりやすく解説も参考になると思います。
私が最初に感じた疑問
投資初心者だった私は、まずこう思いました。
「世界中に投資できるオルカンの方が安全じゃない?」
おそらく、多くの方が同じ考えになると思います。
私も最初は、オルカンを選ぶつもりでした。
全世界に分散できるなら、その方が安心なのではないかと思ったからです。
しかし調べていくうちに、あることに気付きました。
オルカンの半分以上はアメリカだった
オルカンは、世界中に投資する商品です。
しかし実際の構成比率を見ると、半分以上がアメリカ株です。
時期によって比率は変わりますが、全世界に分散しているとはいえ、かなりアメリカの影響を受ける商品だと感じました。
つまり、世界経済に投資しているようで、実際にはアメリカ経済への依存度も大きいということです。
そのため私は、
「それなら最初からアメリカに集中投資してもいいのでは?」
と考えるようになりました。
もちろん、これはオルカンが悪いという意味ではありません。
むしろ、アメリカを中心にしながら世界中へ分散できるという点で、とても優れた商品だと思います。
ただ私の場合は、アメリカの比率が高いなら、よりリターンを期待してS&P500を選ぶのもありだと考えました。
過去の実績を見るとS&P500の方が高かった
もちろん、過去の実績が将来を保証するわけではありません。
それでも、投資初心者だった私にとって、過去の実績は判断材料の一つでした。
過去20年から30年の実績を見ると、S&P500はオルカンを上回るリターンを出してきました。
ざっくり比較すると、私の中では次のような整理になりました。
| 項目 | オルカン | S&P500 |
|---|---|---|
| 投資対象 | 全世界 | 米国 |
| 分散性 | 高い | やや低い |
| 過去リターン | 高い | より高い |
| 安心感 | 高い | やや劣る |
| 私の納得感 | 高い | より高い |
私は長期投資を前提にしていたため、多少の値動きは受け入れたうえで、少しでも高いリターンが期待できる方を選びたいと考えました。
その結果、S&P500を選択しました。
もちろん、過去のリターンだけで投資先を決めたわけではありません
S&P500にもリスクはある
私はS&P500を選んでいますが、決して万能だとは思っていません。
S&P500は、アメリカ一国への投資です。
もしアメリカ経済が長期間低迷した場合、大きな影響を受けます。
また、短期間では大きく値下がりすることもあります。
実際に過去には、金融危機やコロナショックなどで大きく下落した時期もありました。
だからこそ私は、短期で儲けようとしないことを意識しています。
20年以上の長期投資を前提にしているため、一時的な値下がりは受け入れるつもりです。
暴落時の考え方については、【体験談】新NISAで暴落したらどうする?30代会社員の私が積立を続ける理由でも詳しく書いています。
決め手は「早く始めること」だった
実は、一番大きかった理由は別にあります。
それは、
これ以上悩んでも答えが出ない
と思ったことです。
投資を始める前の私は、
- オルカンか
- S&P500か
- どちらが正解か
- どちらが後悔しないか
を調べ続けていました。
しかし、調べれば調べるほど意見が分かれています。
オルカン派もいれば、S&P500派もいる。
どちらにも納得できる理由があります。
そこで私は、
「どちらを選ぶかより、早く始める方が大切」
という結論に達しました。
完璧な答えを探し続けて何か月も投資を始められないより、自分が納得できる商品を選び、少額から始める方が良いと考えました。
新NISAを始める前に準備したことは、新NISAを始める前にやったこと|30代会社員が準備した7つのことで紹介しています。
家族にどう説明したか
投資を始める際、私だけでなく家族の理解も大切だと思いました。
最初は、
「投資って大丈夫なの?」
という反応でした。
そこで私は、
- 新NISAは国の制度であること
- 少額から始めること
- 長期で積立を行うこと
- 生活防衛資金を確保したうえで投資すること
を説明しました。
また、お金に関する本を家族と共有しました。
本を読んだ妻は投資に対しての考えを改めましたが、
何の銘柄を選んだらいいのか困惑し、
「本当にアメリカだけで大丈夫なの?」と聞かれました。
私も正直、不安はありました。
だからこそ、オルカンの構成比率や過去の実績も一緒に見ながら話し合いました。
投資は自分一人のお金の話ではなく、家計全体に関わる話です。
だからこそ、家族に不安を残したまま進めるのではなく、少しずつ理解してもらうことを大切にしました。
現在では、家計の一部として積立投資を続けています。
家族と資産形成について話した経験は、資産形成で家族の理解を得るためにやったこと|30代会社員が実践した方法で詳しく書いています。
今でも後悔はしていない
現在も、私はS&P500へ積立投資を続けています。
もちろん今後、オルカンの方が成績が良くなる可能性もあります。
誰にも未来は分かりません。
ですが私は、自分で調べて納得して選んだという事実があるため、後悔はありません。
投資は続けることが大切です。
途中で不安になって売却してしまう方が問題だと考えています。
だからこそ私は、「正解の商品を選ぶこと」よりも、「自分が納得して長く続けられること」を重視しています。
大切なのは商品選びより継続
投資初心者の頃は、
「どちらが正解なんだろう」
と考えてしまいます。
私も同じでした。
しかし投資を続けて感じるのは、商品選びよりも、
- 毎月積み立てること
- 長期間続けること
- 暴落時にやめないこと
- 家計に無理のない金額にすること
の方が重要だということです。
オルカンを選んでも、S&P500を選んでも、長期で積立を続けることができれば、資産形成の大きな一歩になります。
私が個別株ではなくインデックス投資を選んでいる理由は、私が個別株をやらない理由|30代会社員がインデックス投資を選んだ考え方で詳しくまとめています。
私がオルカンを選ばなかった理由
オルカンは非常に優れた商品だと思っています。
実際、投資初心者におすすめする声も多く見かけます。
それでも私がオルカンを選ばなかった理由があります。
それは、リターンを重視したかったからです。
私は30代で投資を始めました。
老後まで20年以上の運用期間があります。
そのため、多少の値動きは受け入れたうえで、より高い成長を期待できる商品を選びたいと考えました。
もちろん今後は、アメリカ以外の国が大きく成長する可能性もあります。
その場合は、オルカンの方が有利になるかもしれません。
しかし私は、
「今後もアメリカ企業が世界経済を牽引する」
と考え、S&P500を選択しました。
これは正解を知っているからではありません。
自分が調べたうえで、納得して続けられると思ったからです。
オルカン派の意見も理解できる
私自身はS&P500を選びましたが、オルカンを選ぶ人の考え方も理解できます。
なぜなら、オルカンには、
- より広く分散できる
- アメリカ以外の成長も取り込める
- 1本で完結できる
- 初心者にも分かりやすい
というメリットがあるからです。
もし今から投資を始める友人に相談されたら、オルカンをおすすめするかもしれません。
それくらい優れた商品だと思っています。
だからこそ、この記事で伝えたいのは「S&P500が正解で、オルカンは間違い」という話ではありません。
私の場合は、リスクを理解したうえでS&P500を選んだという話です。
月2万円から月15万円まで積立額を増やした理由
現在、私は新NISAで毎月15万円の積立投資を行っています。
この金額だけを見ると、
「最初からそんなに投資できたの?」
と思われるかもしれません。
しかし実際は違います。
私も最初は、毎月2万円の積立からスタートしました。
投資を始めた当時は、お金に関する知識もほとんどありませんでしたし、投資そのものに不安もありました。
そのため、まずは無理のない金額で始めることにしたのです。
その後、お金について学びながら家計管理を続けました。
毎月の支出を把握し、本当に必要な支出とそうでない支出を見直しました。
また、転職によって収入を増やすこともできました。
そうして少しずつ家計に余裕が生まれたことで、
- 月2万円
- 月5万円
- 月10万円
- 月15万円
というように段階的に積立額を増やしてきました。
私が意識していたのは、最初から大きな金額を投資することではありません。
長く続けられる仕組みを作ることです。
投資は短期間で結果が出るものではありません。
だからこそ、家計を圧迫するような無理な投資は避けるべきだと考えています。
現在は住宅購入や子どもの教育費など、今後必要になるお金も考えながら家計を管理しています。
それでも投資を継続できているのは、積立額を少しずつ増やしてきたからだと思います。
積立額の考え方は、30代会社員は新NISAにいくら積み立てるべき?私が月2万円から15万円まで増やした考え方で詳しく書いています。
まとめ:S&P500を選んだ理由は、自分が納得して続けられると思ったから
私がオルカンではなくS&P500を選んだ理由は、次の通りです。
- オルカンも多くがアメリカ株だった
- 過去の実績ではS&P500のリターンが高かった
- アメリカ経済の成長に期待したかった
- 自分が納得して続けられると思った
- 悩み続けるより早く始めることを優先した
ただし、オルカンが悪いという意味ではありません。
実際に多くの投資家がオルカンを選んでいますし、私も優れた商品だと思っています。
大切なのは、自分で調べて納得し、長期で続けることです。
もし今オルカンとS&P500で悩んでいるなら、完璧な答えを探し続けるよりも、まずは少額から始めてみることをおすすめします。
私もまだ資産形成の途中です。
これからもS&P500への積立を続けながら、自分の家計やライフプランに合わせて資産形成を続けていきたいと思います。
新NISA全体の始め方は、【初心者向け】30代会社員のための新NISAの始め方|口座開設から積立設定まで解説でもまとめています。


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