最近、「円高」という言葉をよく耳にしませんか?
一週間前までは「円安」なんて言われていたのに…..いつのまにか「円高」だって 笑
でもね、とても大切だと思うんです。「円安」が良いっていったり「円高」の方が良いっていったりどっちが良いかよくわからないですよね。
なので、わかりやすくまとめてみました♪ぜひ最後まで読んでみてください。
円高とは?
日本円の価値が外国通貨に対して相対的に上昇する状態を指します。その逆を円安と言います。
円高のメリット・デメリット
円高のメリット
- 輸入品の価格が下がる。 例:iphoneが安くなる。外国産の食品が安くなる。
- 企業では、輸入コストが削減されコスト削減につながります。
- 海外旅行が安くなる。
- 最近海外からの観光客多くありませんか?それは円安だからです。
円高になると円安とは反対のことがおきます。
円高のデメリット
- 輸出企業の業績悪化。
- 海外での日本製品の価格が上昇する為、売上が低下します。
- 海外資産の価値減少。
- 米国株等保有している場合、資産価値が低下します。(流行りのオルカンやS&P等)
- 観光業の業績悪化。
- 海外からの観光客が減少します。
- 景気の悪化。
- 輸出企業と観光業の業績が悪化する為、景気が冷え込みます。
1,2,3によって4が引き起こされます。
メリットとデメリットをそれぞれ並べてみると分かるのですが、円高の方が良くないですよね。
勿論、その人の立場(業種等)によっても変わると思いますので絶対というわけではないですが、
上記のような状態であることは知っておく必要があると思います。
注意すべきこと
注意すべきことは、実際に今「円高」なのかどうか?ということと「過去を知る」ということです。はて?っと思った方もいらっしゃるかと思いますが、下図のレート表をみてください。最近160円から150円まで円高方向に推移しましたが、歴史的(プラザ合意以降)にみると、まだ「円安」の状態と考えられるのです。確かに、今の市場は円高に方向に動いていますし、トランプ大統領は円高ドル安を望んでいます。加えて、日本銀行は円安を止めようとしていますので今後も円高に進んでいく可能性が高いことは事実です。このように現代の情報社会では色々な情報が飛び交っていますので、適切な情報を掴めるように過去の情報を調べ、今を追っていくことが大切です。
ドル円レート長期推移1971年~(チャートと変動要因の解説で歴史を確認) – ファイナンシャルスター (finance-gfp.com)
プラザ合意とは
1985年にアメリカが日本を含む先進国5カ国に為替市場介入しドル高を調整した出来事です。
これにより日本はバブル時代となりました。
今日はここまで〜。読んでくれた方ありがとうございます。
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