サラリーマンにとって、時間管理はとても重要です。特に30代に入ると自分だけでなく、メンバーの進捗管理も必要になってきます。
今回は時間管理の手法である「タイムブロッキング」について解説していきます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
1. タイムブロッキングとは
時間を特定のブロックに分けて、そのブロックごとに特定のタスクや活動に集中する時間管理手法です。これにより、効率的に作業を進めることができ、集中力を高めることができます。
作業を切り替える回数も少なくすることができ、より効率化が図れるよ。
2. タイムブロッキングの特徴
時間のブロック:
一日のスケジュールを、メールチェック、プロジェクト作業、休憩などのタイムスロットに分割します。
集中力の向上:
各ブロックに一つのタスクを割り当てるので、集中して取り組めます。
優先順位の設定:
重要なタスクを優先的にブロックに割り当てることで、効率的に作業を進めることができます。
3. タイムブロッキングのメリット
生産性の向上:
特定の時間に特定のタスクに集中することで、効率が上がります。
ストレスの軽減:
計画的に時間を管理することで、タスクの遅延や忘れ物を防ぎ、ストレスを軽減します。
バランスの確保:
仕事とプライベートの時間を明確に分けることで、ワークライフバランスを保ちやすくなります。
4. 実践方法
1. プランニングに時間を割く
まず、一週間でどんなタスクを達成するかを決めましょう。最重要のタスク3〜5つと、やっておきたいタスクをリストアップします。
業務時間を標準的な8時間に設定している場合、その8時間をさまざまなサイズのチャンクに分割し、それぞれのチャンクに特定のタスク(またはタスクセット)を割り当てます。Googleカレンダーを使うと便利ですが、紙のカレンダーでもかまいません。
2. 自分に正直になる
タスクの所要時間を過小評価しないように注意しましょう。タイムブロッキングで生産性が50%アップすると思えば、なおさら短く見積もりがちです。
タスクの所要時間を予測できるようになると、タイムブロックをうまくスケジュールできます。
3. 受動的なタスクにも適用できる
メールの処理や電話の対応など、受動的なタスクにもタイムブロッキングは適用できます。自分の仕事に引っ張り回されないようにしましょう。
4. 仕事の邪魔を排除する
ソーシャルメディアからサインアウトし、周囲の人にタスクに集中してほしいことを伝えましょう。
outlookで予定を共有しているなら、予定表にいれておくのも良いですね。
5. おわりに
プロジェクトをいくつも担当するようになると、タスクの切り替え回数が増えていきます。
タスクの切り替えコストは、馬鹿にならない無駄時間ですよね。
無駄時間を削減することは会社員にとって必須のスキルです。
タイムブロッキングを使用することでタスクの切り替えによる無駄時間の削減につながります。
さらに、現代では、働き改革によって勤務時間をコントロールしなければなりません。
自分の勤務時間内に仕事を終わらせられるのか、応援は必要ないか等も早々に気付くことができます。
仕事の効率が上がりますので、今まで以上にプライベートの時間も確保できることでしょう。
ぜひ、試してみてください。
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